応募後に差がつく企業リサーチ&フォロー術 選考対策3

リサーチ 選考対策

書類提出や面接が終わったら、内定を待つ間にできる企業理解とフォローで他の候補者と差をつけましょう。

リサーチ

3-1. 企業の公式情報チェック

  1. コーポレートサイト/採用ページをしっかり読む
    • 企業理念、事業内容、社長メッセージなどをざっと目を通し、自分の志望動機にリンクさせるポイントをメモしておきましょう。
    • 決算資料やIR情報が公開されていれば、事業の成長性や将来ビジョンを把握するために概要だけでもチェックすると、面接時に深みのある質問ができます。
  2. 採用ブログやニュースリリースをフォロー
    • 社員インタビューや新サービスの発表記事などを読むことで、社内の雰囲気やプロジェクトの最新状況をキャッチアップできます。
    • 公式SNS(Twitter、LinkedIn、noteなど)があれば、企業の最新動向や社内イベントの様子も追いかけてみましょう。

3-2. 口コミサイト・SNSでリアルな声を探す

  1. OpenWork(旧:Vorkers)や転職会議をチェック
    • 「働きやすさ」「残業実態」「評価制度」「社風」など、実際の社員・元社員の口コミを比較します。
    • ポジティブな意見もネガティブな意見も見ておくと、総合的な企業理解が深まります。ただし、1件だけを鵜呑みにせず、複数の声をバランスよく判断しましょう。
  2. X・LinkedIn・noteなどで社員発信を探す
    • 社員が発信する記事や投稿から、社内イベント、プロジェクトの進捗、働き方の雰囲気などリアルな情報をキャッチアップできます。
    • 面接時に「SNSで□□の取り組みを拝見しました」と触れられれば、「自発的に調べている」と好印象です。

3-3. 面接後のフォローアップ

  1. 面接御礼メールの書き方とタイミング
    • 面接当日または翌営業日中に送るのがベスト。件名に「面接のお礼(職種:氏名)」と書き、本文では簡潔に「本日はありがとうございました」と伝えましょう。
    • 「面接を通じて貴社の□□に共感し、より一層入社意欲が高まりました」と自分の熱意を添えると好印象です。
    • 例文: cssコピーする編集する件名:面接のお礼(□□職:山田太郎) ○○株式会社 人事部 □□様 本日はお忙しい中、面接の機会をいただき誠にありがとうございました。 現場の雰囲気や□□事業の取り組みについて直接伺い、ますます御社で働きたい気持ちが強まりました。未経験ではありますが、これまで培ってきたコミュニケーション力を活かし、□□職として貢献できるよう尽力いたします。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 山田 太郎 電話:090-1234-5678 メール:taro.yamada@example.com
  2. 合否に時間がかかっている場合の問い合わせ方法
    • 1週間〜10日ほど経っても連絡がない場合は、失礼にならないように丁寧に問い合わせましょう。
    • 例: コピーする編集する○○株式会社 人事部 □□様 お世話になっております。先日(○月○日)に□□職の面接を受けさせていただいた山田太郎です。 本日は選考状況について確認させていただきたく、ご連絡いたしました。 お忙しいところ恐縮ですが、ご教示いただけますと幸いです。 よろしくお願いいたします。 山田 太郎

3-4. 複数社選考の進め方

  1. 進捗管理シートを作る
    • 求人名、応募日、面接日程、合否連絡予定日などをExcelやGoogleスプレッドシートで一覧化しましょう。
    • 色分けやステータス管理(書類提出済み・面接待ち・面接合格など)をすると、状況がひと目でわかり便利です。
  2. 内定が出た順に焦らず比較する
    • 先に内定をもらっても、すぐ決断せずに自己分析結果や譲れない条件と照らし合わせます。
    • 複数の内定がある場合は、「キャリアビジョン」「成長環境」「ワークライフバランス」など、自分の軸を最優先に比較しましょう。
  3. エージェントに相談してスケジュール調整
    • 内定の返事期限を調整したいときは、エージェントを通じて企業に依頼してもらうとスムーズです。
    • 「他社の選考も進んでいるため、○月○日までに返答したい」と正直に伝えれば、企業側も理解してくれやすくなります。

まとめ

  1. 応募書類は「見やすく」「自己分析の成果を具体的に示す」
    自己分析で出た強みや学びを箇条書きで示し、未経験でも学ぶ意欲が伝わる文言を盛り込んでください。
  2. 面接では「結論→根拠→アクション」の型を意識し、模擬面接で仕上げる
    自己紹介・志望動機・未経験理由などをロープレし、録画や第三者チェックを受けて改善しましょう。
  3. 応募後のフォローで最後の一押しを
    企業リサーチを深め、面接御礼メールを早めに送ることで、企業の印象に残ります。
    複数社選考の進捗管理も忘れず、自分の軸に従って判断を行いましょう。

未経験から選考を突破するためには、準備とフォローがカギです。この記事を参考に、自信をもって選考に臨んでくださいね!

この記事を書いた人
この記事を書いた人
千野 謙人

ユーズ株式会社所属
キャリアアドバイザー

2013年建設業界のセールスコンサルタントとして就職。地図に残る大きな仕事、たくさんのお客様との繋がりを持てることにやりがいを感じながら、第一線で働く。順調に売上を伸ばし、役職にもつく。
今後のキャリアについて自分も悩み、自分以外も今後のキャリアに悩んでいる人たちが数多くいることを実感し、ユーズ株式会社を創業。
20代若手キャリア形成を強みとし、キャリアアドバイザーとして努める

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