面接って、ただでさえ緊張しますよね。「どんなことを聞かれるんだろう?」って考えるだけでもドキドキなのに、「何を着ていけばいいんだろう?」って服装でまで悩むのは大変!
でも、心配しないでください。面接の服装は、いくつかの基本さえ押さえておけば大丈夫。ここでは、迷いがちな面接の服装について、「これだけは知っておくこと」をギュッとまとめてお伝えします。
面接の服装、一番大事なのは「清潔感」と「TPO」
「TPO」って聞いたことありますか? 「Time(時間)」「Place(場所)」「Occasion(場合)」の頭文字を取った言葉で、時と場所、状況に合わせた服装のことです。
面接の服装で一番大切なのは、清潔感があって、その場にふさわしい服装かどうか。どんなに能力があっても、だらしない格好だと、面接官の第一印象は悪くなってしまいます。
1. 基本は「スーツ」でOK!
特別な指示がない限り、面接の服装はスーツを選べば間違いありません。
- 色と柄: 紺、グレー、黒の無地がベスト。派手な色や柄は避けましょう。
- サイズ: 体にピッタリ合ったものを選びましょう。大きすぎたり、小さすぎたりすると、だらしなく見えます。
- シワと汚れ: 面接前に必ず必ずチェック! シワくちゃだったり、汚れていたりすると印象が悪いです。クリーニングに出すか、アイロンをかけましょう。
男性はココをチェック!
- シャツ: 白の無地が基本。パリッとした清潔なものを選びましょう。
- ネクタイ: 派手すぎない色柄を選んで。結び目が緩んでいないか鏡で確認!
- 靴: 革靴(黒か茶色)をピカピカに磨いて。汚れていると一気に残念な印象に。
- 靴下: スーツの色に合わせた落ち着いた色(黒、紺、グレーなど)。座った時にスネが見えない丈を選びましょう。
- カバン: 床に置いた時に倒れない、ビジネス用のしっかりしたタイプ(黒か茶色)を選びましょう。
女性はココをチェック!
- インナー: 白のブラウスやカットソーが基本。フリルが多すぎたり、胸元が開きすぎたりするものは避けましょう。
- スカート or パンツ: どちらでもOK!
- スカートの場合: 椅子に座った時に膝が隠れるくらいの丈がベスト。
- パンツの場合: きちんとプレスされていて、清潔感があるものを選びましょう。
- 靴: 3~5cm程度のヒールがあるパンプス(黒かベージュ)が一般的です。汚れや傷がないか確認して。
- ストッキング: 肌色でナチュラルなものを選び、伝線していないか必ず確認! 予備があると安心です。
- カバン: 床に置いた時に倒れない、ビジネス用のしっかりしたタイプ(黒か茶色)を選びましょう。
2. 「私服でどうぞ」と言われたらどうする?
「私服で来てください」と言われると、「え、何着ていけばいいの?」って迷いますよね。これは、「TPOをわきまえているか」という、あなたの判断力が見られているサインです。
- 「オフィスカジュアル」が正解! 普段着で行くのはNG。会社に行くような、きちんとした普段着、「オフィスカジュアル」を選びましょう。
- 男性の場合: ジャケットを着るのがおすすめ。襟付きのシャツ(柄は控えめに)、チノパンやスラックスなどを合わせましょう。Tシャツやデニム、サンダルは避けてください。
- 女性の場合: ジャケットを羽織り、ブラウスやカットソー、きれいめのスカートやパンツなど。露出が多すぎたり、派手な色柄の服は避けましょう。
- 迷ったら「スーツ」もアリ! どうしても迷ってしまったら、スーツで行っても大丈夫です。スーツで面接に行くことでマイナス評価になることは、まずありません。
3. オンライン面接(Web面接)の場合
自宅から参加するオンライン面接でも、対面と同じくらい服装には気を使いましょう。
- 上半身はバッチリ: 画面に映るのは上半身だけですが、対面の面接時と同じように、スーツの上着を着るか、ビジネスカジュアルな服装にしましょう。下半身は普段着でも構いませんが、万が一立ち上がるようなことがあっても大丈夫なように、最低限は整えておくと安心です。
- 背景もきれいに: 映り込む背景は、シンプルで余計なものが写り込まないように整理しましょう。白い壁の前などが理想です。
- 顔が明るく見えるか: 顔が明るく見えるように、照明や光の当たり方にも気を配りましょう。
面接前の最終チェックリスト
面接の直前に、以下のポイントをもう一度確認しましょう。
- 清潔感: シワ、汚れ、毛玉、フケ、寝癖、爪の汚れなど、細部までチェック。
- サイズ感: 服が体に合っているか、だらしなく見えないか。
- 色・柄: 派手すぎず、落ち着いた色合いか。
- 靴・カバン: きれいか、傷んでいないか。
- 小物: 時計やアクセサリーはシンプルで派手すぎないか。香水はつけないか、ごく控えめに。
まとめ:服装は、あなたの「真剣さ」を伝えるメッセージ
面接の服装は、あなたの第一印象を大きく左右する要素です。服装が完璧だからといって内定がもらえるわけではありませんが、服装でマイナス印象を与えてしまうのは非常にもったいないです。
企業の採用担当者は、服装からあなたの「TPOをわきまえる力」や「仕事への真剣さ」を見ています。基本を押さえ、清潔感のある服装で面接に臨み、自信を持ってあなた自身をアピールしてくださいね。
頑張ってください!
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