入社から2週間。新人研修の最後に言い渡された配属先は、希望とはまったく違う見知らぬ部署だった。
ため息とともに妥協する「配属ガチャ」の異常性
「これも何かの縁だから」「数年我慢すれば異動のチャンスもあるし」
そうやって、自分を無理やり納得させようとしていませんか。
日本企業特有のこの「配属ガチャ」システムは、よく考えればものすごく恐ろしい仕組みです。あなたの貴重な20代の時間、身につけるべき専門スキル、そして将来のキャリアパス。そのすべてを、会社の都合という名のランダムなサイコロに完全に委ねてしまっているのですから。
もしその部署が、旧態依然としたパワハラ体質だったり、数年後にAIで代替されるような単純作業の部署だったりしたら? あなたの人生の軌道は、自分の意志とは無関係なところで大きく歪められてしまいます。
会社はあなたの未来に責任を持たない
残念ながら、会社があなたの生涯を保障してくれた時代はとうの昔に終わっています。にもかかわらず、配属先だけは会社の言いなりにならなければならない。「終身雇用のルールは守らないけれど、滅私奉公という義務だけは果たしてね」というあまりにも都合の良い要求に、あなたが従う義理は本来どこにもないのです。
グローバルな視点で見れば、自分の専門スキルと職務内容を契約で明確に定める「ジョブ型雇用」が当然の基準です。自分のキャリアラインは、会社のサイコロではなく自分自身で決める。それが当たり前の戦い方として浸透しています。
サイコロを振られたなら、卓ごとひっくり返せばいい
「せっかく入った会社なんだから」としがみつく必要はありません。そこで数年という時間をドブに捨てるくらいなら、今すぐ立ち上がって、自分が本当に力を発揮できるルールで戦える場所を探すべきです。
「未経験の配属先で耐える力」よりも、「自ら環境を選ぶ行動力」のほうが、よほどこれからの時代を生き抜く強力な武器になります。配属ガチャでハズレを引いたと感じたのなら、それはあなたに行動を促すアラート。自分の人生のハンドルを会社から取り戻すために、まずはユーズキャリアに今の理不尽な思いをぶつけてみませんか。

