壊れる前に「戦略的退避」を。身を守るための静かなる退職

sirius 退職

今日もまた、誰かのミスをリカバリーして、自分の仕事は後回し。終電を気にしながらキーボードを叩く手は、もう感覚すら麻痺している。

「これ以上は無理」という心のサイレン

必死に頑張っているのに、評価されるどころか次から次へと仕事が降ってくる。責任感の強いあなたほど、「私がやらないと回らないから」と、自分の身を削って職場を支えているのではないでしょうか。

でも、その自己犠牲の先にあるのは、突然プツンと糸が切れたように動けなくなる「バーンアウト(燃え尽き症候群)」のリスクです。

心が壊れてしまってからでは、元の状態に戻るまでに想像以上の時間がかかります。だからこそ、完全に折れてしまう前の「引き際」が何よりも大切なのです。

期待されることをやめる勇気

数年前から、アメリカの若者を中心に「Quiet Quitting(静かなる退職)」という考え方が支持を集めています。これは、実際に会社を辞めるわけではなく、「契約で決められた以上の仕事はしない」「必要以上に心を砕かない」という姿勢のこと。

日本の感覚だと「手を抜いている」と批判されがちですが、世界的にはこれを「自分自身のWell-being(心身の健康)を守るための正当な防衛策」と捉え直す動きが主流です。

過剰な期待に応え続けることをやめ、少しだけ仕事の優先順位を下げてみる。100点を目指していたものを、60点の「合格点」でよしとする。それは決して不真面目なことではなく、自分という人間を長く保ち続けるための賢明な「戦略的退避」なのです。

退避しながら、本当の出口を見つければいい

まずは、今の環境の中で「力を抜く」練習をしてみてください。それでも理不尽に追い詰められるような職場なら、いよいよ本格的に別の居場所を探すタイミングです。

ボロボロになってから転職活動を始めるのは、それこそ至難の業。まだ余力がほんの少しだけ残っている今こそが、一番の良い機会かもしれません。あなたのその強すぎる責任感を、もっと正当に評価して大切に育ててくれる場所へ向けませんか。どう次の一手を描くか、ユーズキャリアが全力でサポートします。

投稿者
この記事を書いた人
千野 謙人

ユーズ株式会社所属
キャリアアドバイザー

2013年建設業界のセールスコンサルタントとして就職。地図に残る大きな仕事、たくさんのお客様との繋がりを持てることにやりがいを感じながら、第一線で働く。順調に売上を伸ばし、役職にもつく。
今後のキャリアについて自分も悩み、自分以外も今後のキャリアに悩んでいる人たちが数多くいることを実感し、ユーズ株式会社を創業。
20代若手キャリア形成を強みとし、キャリアアドバイザーとして努める

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