五月病は「甘え」じゃない。心が発するアラートを無視してはいけない理由

sirius 疲れた時に読む

ゴールデンウィークが明けてから、およそ2週間。

朝、ベッドから起き上がるのが異常に重い。
通勤電車のドアが閉まる瞬間、ふと「このままどこか遠くへ行ってしまいたい」と本気で思ってしまう。
そんな自分を、「ああ、これが世間で言う五月病か。自分はなんて甘えているんだろう」と責めていませんか。

もう、自分を痛めつけるのはやめにしましょう。

「五月病」という便利な言葉の罠

世の中の多くの大人は、若者の不調を「五月病」という便利な言葉で片付けようとします。「誰でも通る道だから」「そのうち慣れるから」と。
しかし、世界的なキャリアトレンドに目を向けてみると、この「我慢して環境に適応すること」自体が、すでに時代遅れになりつつあります。

欧米を中心に、メンタルヘルスやウェルビーイング(心身の健康と幸福)を最優先する働き方が、いまや企業の競争力を左右する最重要課題として語られています。社員が無理をして適応しなければならないような環境は、組織側の構造的な欠陥だと認識されるようになってきているのです。

その憂鬱は、あなたの体が発する「正しい警報」

今のあなたが感じている憂鬱さは、決してあなたの心が弱いからではありません。それは、「この環境は自分に合っていない」「このままでは心が壊れてしまう」という、あなたの体が必死に鳴らしている正常なアラートなのです。

燃え盛る火に手を近づければ「熱い」と感じて手を引っ込めるように、今の職場にいることで心がすり減るのを感じているなら、そこから逃げたいと思うのは、生物として極めて真っ当な防衛本能のはずです。

それを「甘えだ」と封じ込め、無理やり笑顔を作って出社し続けることのほうが、よっぽど不自然で危険な行為だと思いませんか。

壊れる前に、自分の足で歩き出す

一度「慣れ」という名の麻酔を自分に打ってしまうと、次に目が覚めたときには、取り返しのつかないほど心が削り取られていることがあります。あの嫌だった感覚すら麻痺してしまう恐怖。

もう戻らなくていいんです、あんな場所へ。

もし今、少しでも「逃げたい」という本音が胸の中にあるのなら、そのアラートを信じてあげてください。
無理に適応するのではなく、自分が自然体で呼吸できる場所を探すこと。それこそが、これからの時代における最も賢明なキャリア戦略です。

ユーズキャリアでは、あなたの心のSOSを決して「甘え」とは呼びません。一人で抱え込まず、まずはあなたの本当の気持ちを、私たちに聞かせてくれませんか。

投稿者
この記事を書いた人
千野 謙人

ユーズ株式会社所属
キャリアアドバイザー

2013年建設業界のセールスコンサルタントとして就職。地図に残る大きな仕事、たくさんのお客様との繋がりを持てることにやりがいを感じながら、第一線で働く。順調に売上を伸ばし、役職にもつく。
今後のキャリアについて自分も悩み、自分以外も今後のキャリアに悩んでいる人たちが数多くいることを実感し、ユーズ株式会社を創業。
20代若手キャリア形成を強みとし、キャリアアドバイザーとして努める

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